人が集い交流と発信ができる場所
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2023.01.18
【多目的ルームのデザイン・設計】 三次農業協同組合様
【はじめに】
敷地内のコインランドリーを移設することになり、コインランドリーがあったスペースの活用を考えておられた三次農業協同組合様。綺麗に改装するだけではない、職員や組合員、地域の方々など誰でも活用できる場を創りたいと、弊社のオフィスツアー(※)も参考に、共に「場所」を作り上げた事例です。
【お客様のお悩み】
コインランドリーがあったスペースを、多目的スペースとして活用できないかお考えでした。しかし、地域の皆様の『集う場所』『交流する場所』『活用する場所』にしたいという漠然とした希望はありましたが、どうすればカタチにできるのか具体案が出ず、改修計画は停滞していました。また、お話をじっくりお伺いしたところ、以前から急な階段を利用する2階の調理室を安全な1階へ移動したいというご希望があったそうです。
【お悩みに対するご提案】
「幅広い用途で活用してもらう」「ICTを活用した情報発信の拠点」を2つの大きな柱としてご提案しました。調理スペースを1階にも設置し、キッチンスタジオとしても活用できるよう、手元を撮影しやすいアイランドキッチンをお勧めいたしました。キッチン以外は全て自由にレイアウト変更ができる広い空間は、料理以外にもいろいろなシーンで活用ができます。地域の皆様に様々な活動を外から見て知ってもらうため、開放的な大きな窓はそのまま活用しました。内装は動画配信も想定し、どこから撮っても動画映えがするようにデザインと選定を行い、無線LAN環境も整えました。
アイランドキッチンには火力抜群のガスコンロやビルトインオーブンレンジも完備
全体的に落ち着いた配色でまとめたキッチンスタジオ
【お客様の評価・声】
毎年行っている、おせち料理講習会でアイランドキッチンを使用しましたが、教えるのにとても適していました。2月には料理教室をインスタライブで配信し、配信イベントの第一歩を踏み出しました。皆様に活発に使っていただき、「気づいたら地域の方々がいる」、そんな場所を目指しています。敷地内の他の施設も含めて、地域の生活の場であり交流と発信ができる場にしていきたいです。2023年に合併して組織が大きくなりますが、JA三次で培ってきた地域とのつながりを大切に継承していきます。
インスタライブ風景
今回の取材時にも会議室として利用
【おわりに】
この度の改修では『人が集い交流と発信ができる場所』というコンセプトを決めて取り組んだことで、最後まで軸がぶれずに完成に至りました。共に考え、協議を重ねたことで、見栄え好く改修するだけではない「場所」を作るお手伝いができました。これからも地域と共に歩む三次農業協同組合様の理想の実現を応援してまいります。
(※)オフィスツアー:理研産業が本社社屋で『社員が働きやすいオフィス』を本気で考え、実行し、失敗から改善し続けている軌跡をお客様に見ていただき、ヒントにしていただこうと実施しております。この度のインタビューで「オフィスツアーを体感したことで『物の提案ではなく、アイデアや考え方の提案をしてもらえる』と思った」と言っていただけたことをとてもうれしく思います。
(左二人目より)総務部 企画管理課 戸田係長、総務部 岡野部長、
総務部 総務教育課 小木戸課長、総務部 企画管理課 林課長、(左端)弊社営業担当 村上
三次農業協同組合 http://www.ja-miyoshi.or.jp/
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