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お客様事例記事

ライブオフィスもできる本業につながるオフィス

オフィスをつくる

セキュリティ 情報・防犯

2022.10.04

【オフィス設計】 日建ベクトル株式会社様

【はじめに】

マンション修繕工事を主業とされている日建ベクトル様。今後は新事業としてオフィスの内装リニューアル工事も視野に入れたいと思っておられました。そのため、新本社社屋を日建ベクトル様の関係者に来て見ていただける、ライブオフィスとして活用できるオフィスをデザイン・設計されました。

【お客様のお悩み】

オフィスデザインのコンセプトは『溶け合う・交ざり合う』。しかし、『デザインが溶け合う』という面では、異素材が重なり合って調和する内装に、のっぺりとしたオフィス家具を設置することで、デザインがそこだけ途切れたり浮いたりするような『違和感』を感じさせるオフィスになってしまうのではないかと心配しておられました。また、『現場と事務所が交ざり合う』という面では現場と本社間の情報の共有やそのためのセキュリティ対策なども以前から改善や強化を考えておられました。

<ガラスパーティションは空間の広がりを演出します>

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溶け合って見える塩化ビニル(左)とタイル(右) が空間を広げ、区切りを示す木目(手前)を含む3つの厚みの違う素材が高度な技術でフラットに交ざり合っています<床デザイン・設計・施工:お客様>

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黒を基調に調和するようデザインされた内装<デザイン・設計・施工:お客様> ミーティングテーブルとアローチェア(奥)<造作家具:お客様>

【お悩みに対するご提案】

「オープンなオフィス環境」「従業員の働きやすさ」「セキュリティの充実」という3本を柱にし、ご提案いたしました。既製品に拘らない造作家具の併用や開放的な空間創りを実現するガラスパーティションなどあらゆる要求に応えたことが評価され、ご採用いただきました。また、UTM(統合脅威管理)で外からの脅威に備えるとともに内からの情報流出にも対策がなされ、現場事務所からセキュアな環境で本社サーバーへつなぐことで、タイムリーな情報共有が出来るようになり、移動の負担の軽減も見込まれます。

【お客様の評価・声】

不安視していたオフィス家具はメーカーに捉われずに提案いただき、コンセプトに合うものを選べたので、デザインに溶け合っていて満足しています。また、事務系の椅子などはやはり専用なだけあって座って疲れない、収納しやすい、欲しいところに配線口がある等の機能面で、選んで正解でした。既にライブオフィスに来られた方からはお洒落なオフィスで広く見えるなど、とても好印象を持ってもらえています。社員は新しいオフィスはもちろんのことながら、社員間の情報の共有が安全に素早く行えるようになったことも喜んでいました。今回、オフィス家具と建築が溶け合うことができ、IT機器により現場と事務所が交ざりあうことが実現出来ました。

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奥に向かってタイルを斜めにすることで広く見えるようデザインされた床 右側のガラスパーティションで区切られた執務エリアの床と溶け合い更に広く感じられます

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コンセプトに合い、なおかつ機能も充実のオフィス家具と、働きやすさを叶えるフリーアドレスエリア

【おわりに】
この度はお客様の事業の発展にもつながる、未来を見据えたオフィス移転のお手伝いをさせていただきました。日建ベクトル様の新オフィスには、エントランスに大きく「推進力」を表す船をかたどったシンボルサインがあります。これには社員一同が同じ方向を向くという意味も込められているそうです。当社も同じ方向を向いて寄り添ったご支援を行いたいと思います。最後に、高いデザイン力と技術をお持ちの日建ベクトル様とは今後協業して参ります。メーカーに捉われない2社が力を合わせることで、より良いご提案ができると確信しております。

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シンボルサインを背景にした 堀尾社長(左)と 弊社営業 川上(右)

日建ベクトル株式会社  https://www.nikken-vector.com/